  

 |
「んっ、くぅぅ……は、入ってきちゃダメだって、ばぁっ……!」
触手が琴音の体を押さえつけ、袴の間から入り込もうとしている。
いや、既に彼女の身体に触れはじめているのか。
「た、助けっ……! やぁぁんっ……!? ちょっと、や、やめっ!」
眩暈かと思った、だが違う。心臓が倍になったように跳ね上がり、全身を膨大な血の量が駆け巡る。
抑圧されていた本能が、琴音の肌を見て、琴音の吐息を聞いて暴走しそうになっている。
「な……なんなの、これっ!?」
「と、とにかく早く! 早く助けなきゃっ!!」
由真と百合菜が必死に触手を払おうとしている。だが俺は、その光景に一歩も動けずにいた。
心の奥、黒い澱から這い出してきた何かが俺に耳打ちした。チャンスじゃないのか、と。
「くっ、うう……」
それは間違いなく式神の一種だった。俺が琴音を襲ったものと、同じ系統の術だろう。
しかし、その式神を出したのは俺ではない。
だめぇっ、こんなっ! こんなのぉっ……く、うぅぅっ! 動けないっ」 |
「あっ……なにそれぇ、だめ、だめだめ! そんなの入んないよぉっ、きさらくん、やめっ……!?」
太い触手を、植物のツルを太くしたようなそれを俺は召喚した。
男根の延長線上と言えるそれを、百合菜の小さい秘門にねじこむと俺は悦楽に溜め息を漏らした。
「くぅっ、さすが、キツいぜ」
「きゃっ……あ、あはぁっ! な、なにこれぇ……いっ、痛い、よぉっ」
「ふん……もっといい声で鳴いて欲しいもんだな。そうれ」
俺は再び、侵入したての触手から催淫剤を流し込みはじめた。
そうして乱暴に触手で膣内を掻き回していく。
「きゃひぃっ!? あっ、あぅぅ、あぅう〜っ! 乱暴、に、しないでぇ! きさ、らくぅん……っ!」
我慢していた分、まるで上澄み液のように溜まっていた性欲が早くも爆発しそうになっている。
「乱暴に、しないで? いつまで、そんな……上品、ぶってられるかな。ぐ、うぅっ!」
液体状の催淫剤が膣内をまんべんなく濡らし、触手が動く度にぐちゅぐちゅ、といやらしい水音をたてる。
「い、いやぁ、痛っ……ん、はぁあ、あっ……!? あああ、おっきく、膣内(なか)でおっきくなって……」
|
 |
 |
「全部入ったぞ……」
「う……うん……本当だ……」
ベッドシーツを握り締め、額に汗を浮かばせながら皐月は弱々しく微笑んだ。
「希沙良と一緒になれたんだね」
「あぁ。そうだ」
「動くけど……大丈夫そうか?」
「うん、少しヒリヒリするけど……我慢するよ」
「我慢なんかするなよ。無理はさせたくないんだ」
「へーきだよ。希沙良ともっと一緒にくっつきたいもん」
「そうか。わかった」
俺は皐月の頭を軽く撫ぜると、ゆっくりと腰を動かした。
十分に濡れている膣内だが、締め付けがきつく、スムーズに行き来はできない。
「皐月の中と希沙良のが擦れて……すっごく熱いよ……うぅ……」
「ふぁ……幸せだよ、希沙良」
皐月のあまり膨らんでいない胸の先端も、羞恥の為か硬さを増し始めている。
俺は指の腹で擦りつけた。
「きゃ……うっ……そっち、きもちいいよぉ……」 |
由真は両手を肉棒に添え、口の奥に肉竿を呑み込んでいく。
「んぐぅっ、んむ……っ! むちゅる、ちゅう〜っ、ちゅばっ、ん、んっ! はぁ、は……っ」
舌が裏筋に触れ、強く反応すると由真は学習してそこを責め始めた。
「わかってくれたかな、由真ちゃん……そうだ。もっと、手も使って……!」
根元に手を当て、肉竿をしごきだす由真。そうしながら、舌を肉棒に絡ませてくる。
夕方まで待った俺の性欲は爆発しそうになっていた。だから俺は……。
「口内(なか)に射精(だ)すぞ、由真ぁっ!!」
「んむぅっ!?」
口の中で、肉棒が大きく跳ねたのを感じたらしい由真が驚いた。
ビュクッ、ビュクン!!
「んむぅぅうーっ……!!」
温かい口内を、俺の精液が満たしていく。舌に、ネバネバの精液が絡みついていくのを感じる。
由真がそれを吐き出すであろうことは、想像がついていた。
「吐き出すんじゃない、飲め! ゼンブ飲むんだ!!」
「ん、んぅ……こ、こくん。……げほ、げほっ、げほん」
|
 |
 |
ゆずかが視界から消えた。
なんと彼女は、この隙を狙っていたのだ。俺の後ろに回って術を使おうとする。
「!!」
バシッ!!
ゆずかの手に握られた、陰陽術を封じた紙片。それが力を発揮しようとした、その瞬間。
「おおっと、そいつは認められないね」
彼女の手は草獣が召喚した触手に叩かれて、紙片を放してしまった。
「きゃあんっ!! くっ……いっ、たぁあ、い」
「……危ねえじゃねぇか」
「油断しすぎだぞ、相棒? 単身で乗り込んでくるんだから、切り札の一つや二つは用意しているさ」
「そ……そりゃそうか」
「だが、これでハッキリしたじゃないか。まだまだ、楽しめそうだ、ってことがな」
「……き、鬼畜めっ!」
ゆずかが両目に力をこめて俺を睨みつける。
「やめときな。凄んでも、ぜんぜん怖くないぜ」
|
「お、おっき、いっ……。希沙良さん、の、とっても立派で……。入る、かな」
「心配? ……そんなの、必要ないぜ」
先走りの汁が溢れて裏筋を伝う。
亀頭をゆずかの膣門にあてがい、腰を深く沈めるようにして挿入していく。
「あっ、う! ひぃ、ひゃあ、ああああんっ……!?」
急速に締まる膣肉が肉棒の侵入を拒む。
「くっ、あ……キツいっ。あ!? そ、っか……ゆずか、ハジメテ、か」
「ふぅっ……く、うぅん。い、たぁ……ひぃ、っん、んんっ。あ、あぅ。続けて、動かしてぇ。希沙良、さんっ」
顔の位置が近い。こんなにも近いのに。
「希沙良、って……呼び捨てにしてくれないか。ゆずか?」
「希沙良……。希沙良、あぁ、動かして。お願いします、希沙良ぁ……私に、私には遠慮しないでっ」
ゆずかの小さい唇が震え、決して大きくない声が漏れる。
その甘い声が耳に入ると身体の芯に力がみなぎってくるのを感じた。
「ああ。だからお前も、遠慮なんて……するな!」
腰を深く、深く深く沈めて沈め……!
|
 |
|
◆当サイトはInternet Explorer 6.0以降、画面解像度1024×768、文字サイズ「中」で動作確認済みです。◆
◆上記以外の環境で観覧されるとレイアウトが崩れる恐れがあります。◆
◆当サイト内の画像データなどの無断転載、無断複製等を禁止しています。◆
◆Copyright c 2006 softhouse-seal. ALL Rights Reserved.◆
|
|